別格の味を誇る鱒(ます)
皆様こんにちは。
いつも当教会プランナーブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。
今回は覚王山ル・アンジェ教会で総料理長を務めております杉山がご披露宴のお料理に使用している食材、『くぬぎ鱒(ます)』をご紹介させていただきます!
静岡県富士宮市、広さ1,000坪の富士の大地に、大小合わせて10個の池と稚魚用水槽8つを有する『くぬぎ鱒養鱒場』。
この養殖場を営むのが、昭和42年から50年以上鱒にこだわり続けている功刀(くぬぎ)さん。
池で絞った卵を孵化させストレスのない環境を作り、えさやりの時期やタイミングをしっかり見極めて稚魚期を育てます。鱒はもともと病気に弱い魚のため抗生物質やワクチン等の投薬は必要不可欠というのが業界の常識でした。功刀さんはその常識を根底から覆し、薬を使わずに育て、身体にも優しくて味も美味しい魚を作ることに成功したのです。
正直なところ、私の鱒に対するイメージはあまり良いものではありませんでした。有名なブランドの鱒をいくつも試してきましたが、どうしても川魚特有の香りや、脂の質、脂の香りが強く気に入るものに出会えませんでした。しかしこの“くぬぎ鱒”は今までの鱒とは全く違う。「これ本当に鱒?」と自然と声が出ました。あの衝撃的な味は、今でも鮮明に覚えています。
自分の料理にぜひこの鱒を使いたい、感動を多くの方に味わってほしい、そんな想いから当教会では婚礼料理の前菜の一部にくぬぎ鱒を使用しています。
素晴らしい食材と生産者との出会いに感謝して、これからもお料理をご提供してまいります。
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